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あなたの資産形成は複利?!単利?!
こんにちは、村口です!
先日より、ロックスライフの古谷社長もビジネスブログを始められましたね。
私も新規ビジネスモデル構築に向けご指導いただいているのですが、起業に重要なマインドや姿勢など非常に見習うべきことが多く刺激にもなります。
なので、もし皆さんの中でビジネスや企業に少しでも興味がある方は、ぜひ一度お話してみてください^^
さて、今回はタイトルの通り、資産形成で非常に重要な「単利」と「複利」についてご説明したいと思います。

これから資産形成をする、または既にされている方も、将来を大きく変えるポイントになりますので、ぜひ理解していただければと思います^^
単利と複利の違い
単利とは、元本に対してのみ利子がつく仕組みになります。
つまり、運用によって増えた利子分に対しては、さらに利子がつくことはありません。

※引用:みずほ銀行
一方、複利とは、元本だけでなく、運用によって増えた利子分にも利子がつきます。
つまり、雪だるま式に増えるため、後になればなるほど利子は大きくなります。

※引用:みずほ銀行
とても簡単ですが、非常に重要であるため、確実に抑えておいてください!笑
単利と複利の商品例
では、現在みなさんが受けられる金融商品・サービスでは、どういったものがあるでしょうか?
<単利>
例えば、銀行の定期預金です。こちらは預金額に対して決められた割合分が普通預金に入っていきます。
年利0.3%の定期預金は、100万円預けると、1年目も2年目も3千円(税引前)が普通預金に入ります。
また、国債や株式などの配当金も単利に入ります。
<複利>
種類がかなり多いため個別では伝えられませんが、投資信託や積立が該当します。
金融リテラシーが高い国や海外のオフショア地域では、複利の商品が多い傾向にあります。
どれぐらい違いが出るの?
<積立>
まず、毎年10万円を年利10%で30年間積み立てていく場合、単利と複利での増え方の違いを見てみましょう。

図から、積立合計が10万/年×30年=300万円に対して、30年後に単利だと765万(2.55倍)に対して、複利だと1,809万(6.03倍)となることが分かります。
単利と複利の増え方を比較すると、
最初の10年程はあまり違はありませんが、20年後には複利は単利に比べて1.53倍、30年後には2.36倍の差となります。大きな差ですね!
<運用>
次は、100万円を年利10%で30年間運用した際に、単利と複利での違いを見てみましょう。

こちらは元本が初めから100万なので分かりやすいですね。
元本100万に対して、10年後には単利が200万に対して複利が259万、
30年後には単利が400万に対して複利が1,745万となることが分かります。
単利と複利の増え方を比較すると、複利は単利に比べて、
10年後には1.29倍、20年後には2.24倍、30年後には4.36倍もの差となります。大きな差ですね!
積立も運用も、複利のほうが単利より圧倒的に増え方が大きいことが理解いただけたでしょうか?
特に、最初に元本が多少ある方は、それを複利運用で増やしていくと将来大きな金額になることになりますね^^
よく、老後資金は早めに複利運用で準備を、と言われる理由はこれになります。
インフレ率以上の複利じゃないとお金は減っちゃう?!
さて、単利と複利の違いを理解したところで、どれぐらいの運用をすればお金は増えていくのでしょうか?
これを考えるためには、物価変動を考える必要があります。
具体的には、インフレの国ではインフレ率以上の複利運用が必要となります。
インフレやデフレは複利と同じ原理であるためです。
こちらは、次回に詳しくお伝えしたいと思います笑
ということで、ここまでで資産形成/運用で非常に重要な「単利」と「複利」についてお伝えしましたが、次回は
インフレと運用利率についてお伝えしたいと思います^^
今日も読んでいただきありがとうございました^^